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ケータイ小説作品インデックス

ケータイ小説「野いちご」掲載の作品です♪
「蒼い星」シリーズ。らんららの処女作「蒼い星」をはじめ、どこに公開する予定もないくせに書き溜めていた秘蔵の作品(笑)
2004-2006

◆蒼い星◆ 
これはある世界の物語。広い宇宙にある一つの星。遠く蒼く見えるそこには、汚染された大気の中生きていく人々がいる。
彼らを支える大切な薬「ユンイラ」それがなくては、生きられない。
少年の住む街は、大陸で唯一「ユンイラ」を栽培し精製することのできる街だった。
国に保護され、衆目から隠されたその街で、ある晩大変な事件が起こる。
こちらから⇒
格闘技を描きたくて蒼い星キャラで楽しんでみた続編

◆蒼い星 2nd Story◆ 
シンカくん格闘技にはまる?
こちらから⇒
ドラマERにはまっていたことを懐かしく思い出して書いた作品(←?^^;)

◆蒼い星 3rd Story◆ 
美人秘書とのやばい関係はエスカレート!?シリアスですよ~♪
こちらから⇒
「蒼い星」シリーズの完結作

◆蒼い星 4th Story◆ 
なんだか壮大になってしまったシリーズ完結作。星の歴史、政治、策略。宇宙を揺るがす大事件…シンカくんたちは生まれた惑星に帰ります。過去とこれからに決着をつけるために!!(らんららの若気の至り…って感じかも^^;)
こちらから⇒
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短い作品インデックス

◆掌編小説◆挑戦中!!
ブロともの楓さん主催で、1000文字以内の小説を書いてみよう、というイベントに参加しています♪
1000文字というのは、中々に難しい長さです。
様々な表現に挑戦していきたいです♪
ここでは、同じテーマで挑戦しているお友達の作品も紹介しています♪
著者名をクリックすると作品が開きます♪

1:夏 2011.7

楓さん
kazuさん
chachaさん
らんらら

2:嘘 2011.8

楓さん
kazuさん
chachaさん
らんらら

3:描く 2011.9
kazuさん
chachaさん
楓さん
らんらら

4:冬 2011.12
kazuさん
chachaさん
楓さん
らんらら





◆あさひ◆
ケータイ小説のお友達の呼びかけで、平和にちなんだ作品を集めた時に描いたもの。
現代もの短編です。
こちらから⇒


◆恐竜赤ちゃん◆
少年たちのひと夏の冒険を描いた短編。ドキドキしていただけるはず♪
こちらから⇒


◆その他ショートなど◆
初期作品が多いですが。
短いもの、いくつかあります。
さらっと、いかがでしょう?
帰り道⇒
約束⇒
佐々君の気持ち⇒
靴下⇒
本気の勇気⇒

1000文字小説:嘘

掌編小説『嘘』


風が潮の香りと一緒に空き缶を転がしてきた。
転落の直前に俺の足元に引っかかったそれを、「やだ」と笑いながら由梨絵が拾い上げた。
「もう秋みたいな涼しさね」
「秋だよ。夏休みも終わりだし、俺も明日は大学に戻るしさ」
「いいな、東京。私も来年絶対行くから」
「受かったら、だろ」

由梨絵は手にした缶をバケツに入れた。中には、花火の残骸が海水に浸かっていた。
「志望校は全部東京、もしもの場合の予備校だって東京にするの」
「お前、親父さんが許さないだろ」
「東京に行きたい。淳也もいるし」

俺もいるし。そこで傍らの由梨絵を見てしまったら、目があうだろうと思う。だから俺は聞こえないふりをした。

「遅いな、啓志のやつ。ジュースのついでに漫画でも読んでるんじゃないか」
「ケイはいつもコンビニで立ち読みしてるよ。この間エロ本に真剣だったから、窓の外からノックしてやったの。そうしたら真っ赤な顔して慌てちゃって、棚の本をばらばら落として。子供なんだもん、ケイは。兄弟で一つしか違わないのに、淳也と全然違う」
「違わないさ」
女の好みも、不器用なところも。

「東京に行って、もっとちゃらい奴になるかと思ったのに。違うんだよね、淳也は。同じ茶髪でも他の人と違うの。安心しちゃった」
「地味でつまんない奴だって言われてる」
「言わせとけ。私はそれがいいんだもん」
俺は密かに唾を飲み込んだ。雲行きが怪しくなってくる。

啓志のやつ。好きならちゃんと告っておくとか、ものにしておくとか。しろよ。
由梨絵の浴衣の裾は嫌になるほど風にはためいて、白い足が時折のぞく。
慣れない下駄が由梨絵の足取りを危うくする。小さい手で、俺のシャツの裾をつかんでいた。

「ねえ、淳也」

自分の鼓動と戦っていた俺は、この沈黙がほんの一瞬だったのか、由梨絵の決意を固めるに十分な長さだったのか、分からなかった。

「ずっと好きだった。気付いているでしょ。東京に行っちゃって、すごく寂しかったよ」
由梨絵の瞳は夜空を映し、深く潤んでいる。俺は目をそらせなくなった。ふっくらとした唇が開く。
「ね、淳也。好きなの」
「俺は」
啓志の声が、聞こえてきた。由梨絵を呼ぶ声。
由梨絵はそれに背を向けたまま、俺に抱きついた。
髪が頬に触れ、柔らかい身体を俺に預ける。由梨絵の囁きは確信をもって、俺の気持ちを後押しする。

「嘘は言わないで」

由梨絵の向こうで、啓志がぎこちなく自転車から降りた。




あとがきと言い訳は続きからどうぞ♪

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