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なんの断りもなくチャンネルを変える

なんの断りもなくチャンネルを変える。
映ったのは格闘技。
「今のドラマ、観てたたのに!」
そういうと、彼は笑いもせずに言う。
「作り物の恋愛ドラマなんか面白くない」
「なんでよ!面白いよ!今日はね、最終回なんだから!きっとね、プロポーズされるんだよ!ねえ、もどしてよ!」
本物のプロポーズが聞けないから、せめてドラマの中でってこの女心、ちっとも分かってないんだから。
「大体、『俺は君を幸せにする』って、ばかじゃないか?できるわけないぜ」
「勇気がないだけでしょ?」言ってほしいよ、私は。
あなたに。
「ばか、人が誰かを幸せになんかできない。人は自分で幸せになるんだぜ」
「自信たっぷりだね。でも、上手く行かない時とか、不幸なこととかあるよ、自分ではどうしようもないよ」
むかつく。
「ばか、本人がなんともできない不幸なこと、どこの誰なら何とかなるんだよ」
ばかばか、言うな。
「誰でも幸せになれる方法があるんだ」
彼は急に、真剣な、でも優しい顔になった。
あれ?
こんな顔、見たこと無い。
「…何よ、それ」
「今、自分が幸せだってこと、思い出せばいいんだよ」
「…」意味わかんない。
「今、幸せじゃないか?」
「…幸せ」だけどさ。
「だろ?」
ごまかされたような、感じ。
でも、確かに、幸せだよ。今、ここに、いてくれるからね。
だからこそ、その幸せに、期限をつけたいんだよ、いつまでかって。
一生、死ぬまで、それが理想。なんて、言えないけど。
「でーも、ね。理屈じゃなくて、誰かに幸せにしてやるって、言ってもらいたいものなの」
「言ってほしいのか?」
抱きしめられた。
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