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『La croisade de l'ange 2:Laon』 ⑮

『Laon ‐ランの風は苦く‐』

15


天窓からの景色は、すっかり夜になっていた。
それでも二人はずっと、その豪華な部屋でじっとしていた。
ジャンは子供の頃の話をした。
五歳から乗馬と剣を習い、六歳で母親と離れ所領の騎士の訓練所に入所。父親を失った年にシャンパーニュ伯の従騎士となった。裕福な貴族の子弟には騎士となるための道筋が用意されているのだと、改めてシャルルは羨ましく思う。シャルルも修道院での仕事や日々のお務め、水車小屋のことやロンダのこと。クウ・クルを拾ったことなどを話した。
戦争で受けた傷がもとでジャンの父親は早くに亡くなっていたが、僕は妹や弟を養わなきゃならないから。がんばりますよ、と屈託なく笑う少年にシャルルはふうん、と言うしかできなかった。

ジャンの話を聞けば聞くほど、同じ親のない身でありながら自分とは違う境遇に卑屈な気分になってくる。応援してくれる家族も、受け継ぐ名声も財産も何もない、いや、自分のルーツすら知らない、と鬱屈した思考にはまっていく。
シャルルが「お腹すいたなー」と話をそらそうとしても、ジャンは母親の作ってくれる郷土料理がおいしいと自慢するし、「クウ・クル、どうしてるかなー」と呟けば、妹が可愛がっている犬の話をする。
シャルルはいつしか黙り込み。ジャンはそれに気づかず、とりとめのない話を続ける。

僕には、家族もなく。
自分が誰かも知らない。
リシャールが言うんだ。
ロトロアが可愛がるから傍に置くだけ、そうでなければハムと同じ目に合わせるって。さ。
そんな、存在でしかない。


「シャルル、眠っちゃったのかい?」
いつの間にか、妹に話すような言葉遣いに変わっていたジャンは、抱えた膝に額を擦り付けるシャルルを覗き込んだ。
そのまま、眠ったふりを決め込んだシャルルに、ふわりと温かい上着をかける。
優しくていい奴なだけに、シャルルは礼も言えない。
ただ、持てあます自分を抱え込んでじっとしていた。


扉をたたく音。ベルトランシェの「リオン」と呼ぶ声で、いつの間にか自分が本当に眠り込んでいたことに気づく。
顔をあげると、腰に手を当て覗き込み呆れた顔をしている美しい騎士、その脇にジャンが立っている。部屋の中央につるされたシャンデリアに蝋燭がいくつも灯され、ゆらゆらした明かりの向こう。
ふわふわした白い美しい生き物、ブランシュが佇んでいた。すぐ隣にルー。若い国王は並んで見ればブランシュに似ている。派手さはない。それなのに印象に強いのは、きりりとした眉か張りつめた頬の白さか。聖像のようだと思った王家の二人は同時にふ、とほほ笑んだ。
その笑みが、ベルトランシェに引き起こされた自分に向けられていることに、今やっと気付く。

「疲れて眠くなったんだね。子供だから、仕方ないよ。ベル」
と、十二歳のルイに言われてもなんと言っていいのか。
周囲はそのおかしさに気づかないのか、気付かない振りなのか。
「ルイ。貴方も眠い時にはそうすればいいのよ」と、ブランシュだけがただ一人、国王を子供扱いする。
「お母様、私は平気です。その子と同じにしないでください」少々不満げに語るルー。
すでにあいさつを済ませたようで、ジャンはじっと二人を見ている。
「いいえ、ルイ。貴方は明日、一日中聖堂で祈らなければなりません。今日はもうお休みなさい。ベル、お願いします」
そんなやりとり、ここに来る前にすればいいのに、と。眠気も手伝い苛立ちながら、シャルルは遠い世界の物語みたいな王様たちのやり取りを眺めていた。
お母様に対するルイの抗議は甘えた感じになりつつある、王様もやっぱり眠い。そうだよな、長旅で今日ランスに到着したばかり。疲れていて当たり前だ。
「では、シャルル、明日の夜は私に付き合え。約束だからね」
「へ?」
突然名を呼ばれ、その意味が分からないのに、ルイは踵を返す。
「あ?ええ?」
「陛下、おそばに置くようなものではありません」と反対したらしいベルトランシェ。シャルルもよく分からないが、「そうだよ、嫌だよ。なに勝手に決めてるんだよ」と言ってみる。
「お前は……」何か言いかけたセジュール、「シャルル!?」と注意するのはジャン。
ベルトランシェが睨みつけすでに手が剣を握り締めているし、ブランシュは目を丸くしていた。
ただ。ルイだけは「だめだよ、決めたから。ロイのことを聞かせてもらう。誰にも邪魔させない。ベル、明日の夜、私の部屋に置いておけ」そう、真顔で話し。返事も待たずに部屋を出て行った。慌ててベルトランシェが後を追う。

誰もが黙り込む中、シャルルはふん、と鼻息を吐き出した。
「まず、ロイのこと、聞かせてもらうのは僕のほうだぞ。人をものみたいにさ」
「お前は、なんていう口のきき方なんだ!」
呆れて顔を覆い、叫んだのはセジュール。ジャンもさすがに顔を青くし、「シャルル、頼むから、わきまえてください。恥をかくのはシャンパーニュ伯なんですから!」と頭を抱える。
「だってさ、あいつ、人のこと」
脱がそうとするし…。
「あの、さぁ」
「黙れ。リオン。お前はもう口を開くな」セジュールが遮る。
いい加減リオンでなくとも、と思ったが。それを口にしたら今度こそ殴られそうな勢いでセジュールの手の分厚い本が震えているから、シャルルは大人しくなる。
「ブランシュ様、申し訳ございません。教育が行き渡らず」とジャンが頭を下げる。

ブランシュは硬直したようにシャルルを見つめていたが、ほっと息を吐きほほ笑んだ。
同時にセジュールとジャンの二人も息を吹き返したようにほっとしてるのが分かるから、シャルルは余計にわがままな気分だ。
「あの、王妃様」
「今は、王妃ではありませんよ。シャルル。明日にはルイが新たな王になります。私はあの子の摂政として傍に仕える身。気が進まないのは分かりますが、陛下の御所望ですから、明日の夜は傍にいて差し上げてくださいね」
姿が美しければ声も綺麗なのか、と。シャルルはブランシュを見上げた。わずかに、シャルルのほうが小柄。
「はい」
「可愛らしい騎士見習いだこと」と甘い香りと一緒に、ブランシュの白い手がシャルルの頬をなでる。
思わず、ひゃ、と声をあげ、シャルルは顔が熱くなる。
「シャルル、陛下は父君を亡くしたばかり。ああして意地を張っていますが、本来は大人しく優しい子です。淋しいのに王らしく振舞おうと必死なのです。どうか、優しくして差し上げてね」

本人は優しくないって断言してたぞ、すごく威張って。

反論したいけれど、目の前のブランシュは綺麗過ぎる。
ジャンに助けを求めても見とれていて役立たずだし、セジュールもうんうん、なんて頷いてばかりで。シャルルは腹に力を入れなおし、口を開いた。

「あの、ブランシュ様。僕はロイのことを聞きに来ました。ルーが、ルイ陛下が教えてくれるっていうから」
「そうね。セジュール、扉を」
ブランシュの一言でセジュールは風のように素早く、扉の外に出て行った。何やら見張りの兵を追い払った様子。
室内は、ブランシュとシャルル、そしてジャンだけになった。


ぎゅー。

ブランシュが口を開こうとした瞬間にシャルルの腹が耐えかねた声をあげた。
「シャルルっ!?」ジャンがシャルルの代わりに少女の腹を押さえるから、ブランシュが噴き出した。鈴みたいな声で笑い出した。
「大体、遅いからさ、お腹すいちゃったんだ」
「そうね、仕方ないわね。ジャン、外にいるセジュールに食事を頼んできてくれるかしら。貴方もお腹がすいているでしょう?シャルル。さ、座ってお話しましょう」
お話しましょうって穏やかな茶話でもないが、シャルルはブランシュが示したソファーに座った。正面にいる貴婦人をまっすぐ見つめた。

「ロイのこと、ご存じなんですってね」
「はい。僕は、ロイがどうして死んだことにされているのか知りたい。友達になったんです。自分は病気だからとか、死んでしまうのは仕方ないみたいなこと言うから。放っておけなかった」
そこでブランシェは涙を拭った。
「あの、病気のせいでパリに住めないとか、両親に会えないとか、そういうのは仕方ないとしても。死んでしまったことにするなんて、ひどいと思う。そんな風に、泣くくらいなら、どうして大切にしてやらないんですか」

ブランシェは手にしたハンカチを目にあてる。本当に泣いているのか、疑わしい。
ジャンが戻ってこないうちに、とシャルルは言いたいことを全部、言葉にすることにした。

「ロイは二年前初めてそのことを知らされたんだ。どれだけ悲しかったか!それじゃまるで、子供を捨てるのと同じじゃないか!ううん、もっとひどいよ」
うっう、と。目の前の綺麗な貴婦人は弱弱しく泣いている。
「泣いてばかりじゃなくて!理由を教えてほしい!僕は、ロイの味方だ。ロイのためになる方法を考えたいから、ここに来たんだ!行方不明になってるあいつのために。僕ができることを、見つけたい」
そこまで吐き出すと、シャルルも自分の目も温かく湿っているのに気付く。うつむいた拍子にぽたりと。涙が落ちた。
「ありがとう」
ブランシュの口から出た言葉に、シャルルは顔をあげた。
ありがとう?
白い頬を涙でぬらし、ブランシュはシャルルに微笑みかけ。目の前のそれはふわりと音も立てずにシャルルを抱きしめた。
甘い、何か果物のような香り。ふわふわした、とろんとした心地。お母さんって、こうかも。ふと脳裏によぎるからシャルルはそのまま額を預けた。

「ありがとう。あの子のこと、大切に思ってくれているのね」
「ほんとは、本当は。ロイが、ロイがこんな風にされるべきなのに。貴方に抱きしめてもらいたいのは、あいつなのに」
「そうね、私も、そうしたいのです」
「じゃあ、じゃあなんで!」

ことと扉の閉まる音で、ジャンが入ってきたことに気づく。
「聞いてください。シャルル。ジャン、あなたも」
そう言って、ブランシュはシャルルの隣に座った。離れようとするシャルルの手をぐいと引きよせ、結局抱きしめられた格好のまま、シャルルは柔らかな胸元に頬を寄せていた。抗うのも、なんだかおかしい気がしてじっとする。
ジャンもとなりに。と声をかけられ、シャルルの向こう、ブランシュを挟んで座る気配がする。

「このフランク王国は、王国とは名ばかりで。亡くなったルイ八世の時代もそうでしたが、周囲の他民族とともに、内なる多くの敵を抱えています。ブルターニュ、ブーローニュ、フランドル、そしてシャンパーニュ。そのどれも、元をたどれば同じ血を分けた親戚ですが、だからこそ彼らはこの国を手にする可能性を持っています。やっとまとまりつつあるこの国で、今、国王が力を失うことは再び多くの戦乱を招きます。このまま、我が王家が王国を維持するには強い王が必要なのです」

ジャンは、こくりと頷いた。

「ロイは、生まれた時から病弱でした。何かと騒がしいパリにいるより、穏やかで空気のきれいな田舎にいるのが、彼にとって良い事でした。医師は七歳まで生きられないと宣告しました。ですが、田舎に住まわせたために少しずつ丈夫になっていったように思います」
ブランシュは続けた。

それでも、体が弱いために他の子のように騎士としての訓練もできない。このままあの子が成人しても、王国を背負う強い王にはなれない。もし、弱い王が継承すれば、周囲の諸侯に侮られ、つらい思いをするのはロイです。
聖職者にするにもあの子は長男です。伝統的に家督を継ぐ身。
私も、あの子の父ルイ八世も悩みました。
私たちの子供は、ロイだけではありません。王を継いだものが守らなければならない兄弟は大勢いました。ロイにはそのための力が足りなかった。
だから死んでしまったことにして、このままひっそりと何不自由なく静かな街で生活させるのが、あの子にとってもっともよいのだと判断したのです。

「だって!それじゃ、それじゃ、ロイが」可哀想だ!
ブランシュの抱きしめる手に力がこもる。かすかに、震えていた。
「ごめんなさい。シャルル。私も、私だって、あの子は可愛い。里心がつかないようにと、会わずに遠くから見ていたこともあります。乳母からは今日は難しい歴史の本を読み終えたのだとか、従者が止めるのもかまわず馬に乗ろうとしたのだとか。幼い妹の誕生を知るとお祝いにと刺繍をしようとして指を怪我したとか。些細なこともすべて聞かせてもらいました。私は、何度。何度、あの子のために祈り、懺悔し」
それでも、国のため、ですね。
そうつぶやいたのはジャンだった。

「シャルル、仕方ないんですよ。王様も王妃様も、自分より国を優先させなきゃならないんです。責任があるから。だから、皆が敬うし、誰よりも贅沢できる。王家の方々は、いえ、領地や家臣をもつ諸侯も同じです。責任のある地位にある人は皆、護るもののために犠牲を払うんです」
「犠牲を払ったのは、ロイだ。苦しんだのも悲しんだのも、僕やジャンや、王妃様でもない。なのに!!」
「僕は家族を守りたい。家を絶やすことは出来ない。だから、分かります。シャルル、君も護りたいものができたら、きっと分かります」
「ジャンは!ジャンは愛されて育ったからそんなこと言えるんだ!身分とか家とか、そんなんじゃなくて。王様になれなくたっていいんだ、ただ、普通に。普通にお父さんとお母さんが側にいてくれるだけでいいのに!なのにっ……」
それ以上、言葉が続かない。ぬぐってもぬぐっても、涙は流れ続ける。再びぎゅ、とブランシュが抱きしめた。
「貴女も、シャルル。一人きりなのですね」
くぐもって聞こえる優しい声は、かすかに泣き声に近く。とくとくとした鼓動がますますシャルルを混乱させた。
「ありがとう、シャルル。ロイのために泣いてくれる子がいるなんて、あの子にお友達が出来るなんて、私は思ってもみなくて。ありがとう」
いつの間にか傍らにジャンが立っていた。抱きしめ頭をなでるブランシュの手とは違う、小さな手が、肩をそっとなでていた。
僕一人。悔しくて悲しくて、子供みたいだ。

そんな風に思うのに、痛む胸は涙を作り続ける。
どうして。
どうして、どうして。

何のために、ロイは生まれたんだ。どうして僕は捨てられたんだ。
どうして、僕らは当たり前の愛情をもらえなかったんだ。
誰も言ってくれなかった。生まれてきてくれてよかったなんて、誰も。

シャルルの悲しみはこれまで口にしたことのない想いを目覚めさせる。心にわだかまるすべてを吐き出しては涙を流す。
あの時、僕がロイにしたこと。ロンダを巻き込んだ、僕の罪がどうすれば消えるのか。どうしたなら、僕があの時したことを、これまで生きてきたことを良かったと思えるのか。
「お前が死ねばよかったんだ」と、ニルセンの声が耳によみがえる。
幾度も濡れたまぶたを柔らかい女性にすりつけ、シャルルはあふれ出る想いに泣き続ける。
黙ってシャルルを見守っているブランシュ。
優しいお母さんなんだ。
いつか、この優しい女性に、ロイが再会できたら。そうして、今こうしている僕の変わりに、ロイが。当たり前の抱擁を受けられたら。

僕の、罪は。消えるだろうか。

「泣かないで、ください。シャルル」
ジャンが待ちきれなくなって、とんとんと背中を叩いた。
「うん、分かった。分かったよ」
そう顔を上げ。シャルルは鼻をすする。
「ああ、ブランシュ様のお召し物が」
「いいのよ、シャルル、これでお拭きなさい」
ふわりと柔らかいガーゼのハンカチが差し出された。端に手縫いの白い刺繍がされた優美なもの。受け取って、シャルルは顔と涙をぬぐった。

「あの。ありがとうございます。僕、ロイに貴女を合わせたい。ロイを見つけて、つれてきます。その時には、会ってくれますか。僕にしてくれたように、ロイにも優しくしてくれますか」

シャルルの言葉に、ブランシュは微笑んだ。
「ええ、もちろんよ」
「僕、ロイが行方不明になったことに、責任があります。だから、ロイを探し出したい」
「ありがとう。それは、私たちも同じよ、シャルル。そうね、ベルトランシェに密かに捜索させていますが、まだ見つからないの。協力してくれるかしら」

シャルルの表情が明るくなる。
もちろん、応えは「はい!」だ。
「ジャンも、協力してくれるの?」
ブランシュがぱたぱたと長い睫で瞬きすると、ジャンは頬を染めた。
「あの、私はティボー四世様に仕えております。その、いつかセネシャルにと、見習い中です」
「いいわ、じゃあ、秘密の契約でどうかしら」
「秘密?」
二人が口をそろえた。
それが面白かったのか、ブランシュはにこにこと笑った。

「ええ。私とティボー四世様が親しいお友達でいるように、あなたたちとも親しいお友達だわ。表にはできないけれど。これを。我がカペー家の紋章が入っているわ。ロイもこれと同じものを身につけているはずなの。シャルル、あなたに預けるわ。これを持っていれば、いつでも私に会えるように手配します。それから、そうね。なんだかわくわくするわね」
ブランシュが首に下げていたペンダントをそっと外し、シャルルの手に握らせた。ずしりと重いそれは、金と銀の細工で美しい百合の紋が刻まれている。
二人がそれに見とれている間に、ブランシュは扉の外に控えていたセジュールを呼び入れた。

「セジュール。この子達にロイの捜索に協力してもらうわ」
楽しげに、まるで悪戯を思いついた子供のようにブランシュは頬を染めて笑っていた。
「お言葉ですが、ブランシュ様、このような子供に何が出来ますか」
「あら、セジュール。ジャンはこの歳でシャンパーニュの伝令を務める利発な子ですし、シャルルはロイのことを良く知っているわ。ベルトランシェに探させていますが、彼を含め近衛騎士団にはロイに会ったことのあるものはいないわ。二人と契約を結ぶことにします」

はい、と。セジュールは素直に膝をついた。

「セジュール、貴方にお世話をお願いするわ。二人にはどんなご褒美を上げたらいいかしら。ああ、こういうことを考えるのが大好きなのよ、私。シャルル、ジャン。戴冠式を見に来たんでしょう?ゆっくりしていって。その間に、私がいろいろ考えてみるわ」

もう一度、シャルルをギュッと抱きしめて、ブランシュは部屋を出て行った。
「まったく、何をお考えか」とこぼすセジュールの背中を、しっかり叩いてシャルルは笑った。
「セジュールさん、お腹すいた!」



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kazuさん♪

ありがとう~です!

シャルルがロイにかわって想いを吐き出す…本当はそんなつもりじゃなかったのだけど、つい…^^;
実は素直で涙もろい子なんです~。

居場所、かぁ~。ロンロン。う~ん。
いつか、kazuさんを満足させるためにラブなシーンを~っと、ちょっぴり描きました!
でもまだ、それを組み込める本編はそこまで書けていない~。

今しばらくお待ちを♪

次回、久しぶりのロンロン登場です♪

おはようございます^^

きっと、ブランシュ様のロイくんへの言葉は、シャルルも欲しかったものなんだろうな。
家族の愛を受けたことのないシャルルにとって、ジャンくんの話はある意味残酷で。
早く、シャルルに”絶対の居場所”が、出来ればいいのになぁと、そしてその場所はロンロンの隣……、あ、妄想が暴走しました^^;
でも、早くロイくんが見つかって、シャルルが心からよかったと思える日が来て欲しいです。

そして秘密の契約
なんか、こうドキドキするような響きですね。
楽しんでしまうブランシュ様ってば、なにやら一気に可愛らしい雰囲気^^

え、すんなり冒険の旅ってならないんですか^^;
続きまってます~♪

藤宮さん♪

エールらしきもの、確かに受け取りました♪

シャルルの目的、ロイの行方。なかなか、ええ。
すんなり冒険のたび、ってわけにはいかないのです~。

何せ…むにゅむにゅ…。

ここランスでの冒険はまだ、もう少し。
付き合ってください……(←告?)

うう~

なんだか、切ないような気持ちになります~……。
シャルルちゃんは、ロイを助けたいだけ。
でも、まるで同じように親に捨てられてしまったような思いは、共感なんてものじゃ測りきれないものがあるんでしょうね。

生まれてきてくれてよかった。
そんな当たり前のような言葉さえ、貰うことができなくて。

いくらブランシュ様が優しくしてくれたって、ここにいないロイに届かなければ意味がないのでしょうし。

なんにしても、ロイを探す冒険が始まる予感……かな?
でもきっとそう簡単に話は運ばないはずーと思ったりしてしまいます。
しばらく出番のなかったロトロアたちも、そうすんなり終わってくれないだろうし。

とにかく頑張れシャルルちゃん! とエールのようなものを送って。
またじっくり追いかけていきますよ~♪
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らんらら

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